従来の仏壇とは異なり、洋風のリビングに置いても違和感のない伝統工芸の技を取り入れた、インテリアのような仏壇です。
■秋田杉を使用し、伝統工芸の技を取り入れた今までにないシンプルなのに高級感のある逸品
組子細工の模様は接着剤やねじ・釘などは一切使わず、職人が手作業で組子を精密に組み合わせることで模様を編み上げていきます。
「組子細工」は「組手」といわれる細く薄い棒状の木材を精巧に組み合わせて美しい模様を編み出していきます。
室町時代に建物の様式として「書院造り」が広まってくると、障子の桟などに組子を用いた装飾が加えられるようになっていきました。
■外側と須弥壇部分は石目塗り仕上げ。キズなどに強く重厚な仕上がり。
内側は鏡面仕上げ。光沢のあるきれいな仕上がり。
石目塗 鏡面仕上げ
色はぶどう色です
■360度どこから見てもおかしくない、日本人の手で細部までしっかり製作された入念な仕上がりの国産仏壇。
リビングに溶け込むシンプルなのに高級感のある逸品です。
■横置き・縦置き両方に対応したマルチな飾り方の可能なインテリア仏壇
魂の宿る場所。貴方らしくお祀りしてほしい、そんな想いを込めました。
■TOKI
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■サイズ:高28.5×幅45×奥行21㎝ \220,000 |
※写真の花瓶・花・仏像・仏具はイメージ(別売り)です。
■TOKI-S
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■サイズ:高28.5×幅45×奥行21㎝ \275,000 |
※写真の花瓶・花・仏像・仏具はイメージ(別売り)です。
樺とは野生のヤマザクラの樹皮のこと。18世紀末に佐竹北家により、秋田県北部の阿仁地方から角館に技法が伝えられたのが始まりとされています。角館の“かばざいく”は、「樺細工」または「桜皮細工」と表記されます。旧来「樺細工」と書かれてきましたが、“樺”の字から“白樺”の樹皮を使った製品との誤解を招きやすいため、桜皮細工という表記も使用するようになっています。
古くは桜の樹皮(いわゆる「桜皮」のこと)を「かには」と呼び、正倉院の御物や、筆、弓、刀の鞘などにも山桜の樹皮を使ったものが見られます。その工法は、江戸時代中期に秋田県北部の阿仁地方に伝承された山桜の皮を利用した細工の技術を、佐竹北家の武士、藤村彦六が習得したのが始まりと伝えられています。
藩政期の細工物には、印籠、眼鏡入れ、胴乱などが確認されています。明治期に入ると、禄を失った武士たちがもともと内職であった樺細工に本業として取り組み、新しい製品を開発するとともに、商品として問屋を介して徐々に市場を開拓し、大正期には秋田県の特産品として中央の博覧会にも出品されています。